教育関連情報
中の巻ではフリースクールとの違いと日本においての法的位置づけについてお話させていただきました。
下の巻では「ホームスクーリング」は①どのようなお子さまに合うのか ②具体的な学習手段 についてのお話をしましょう。
①どのようなお子さまに合うのか
「ホームスクーリング」はこんなご家庭に選ばれています。
・得意なことには時間を忘れて没頭するが、不得意な教科は学年レベルに達していない
・公立の学校に通う意味を感じない
・学業以外の天賦の才(スポーツや音楽、役者など)を優先させたい
・数学や物理など好きなことをとことん学びたい(先日ブログでご紹介した13歳の梶田くんがそうですね)
・ハイレベルな勉強がしたい
・集団授業に合わない、みんなと一律が嫌
・みんなと一緒に行動するのが苦手
・周りと比べられたくない
②どんな学習方法・手段があるか
・教科書などを使い保護者や家庭教師が教師役をつとめる
・保護者監督のもとインターネットで在宅講座を受ける「ラーニング・アット・ホーム」
・子どもの自主性に任せて本人の学習する意欲・興味に従って教育を進める「アンスクーリング(ナチュラル・ラーニング)」
・これらのハイブリッド
保護者の方が教師役を務める場合、お子さまの特性や希望に合わせたカリキュラムを長期にわたって作成する覚悟が必要となります。初めての場合や保護者の方に時間がない場合などは経験のある家庭教師やホームスクーリングを実施している施設などと連携して進めるのがよいでしょう。
書籍、オンライン教材、教材系YouTubeなど、ツールは非常に充実しています。
無学年式オンライン教材「すらら」を利用すると、要件を満たせば不登校でも出席扱いになるメリットがあります。
無学年式オンライン教材『すらら』|勉強苦手な小学生編 (surala.jp)
何を使って勉強するかよりも、どのような学習をお子さまにさせたいか、10年にわたっての長期展望を描けるかのほうが大切かも知れません。
当教室には「ホームスクーリング」の実績があります→過去記事https://aso-edulabo.com/wp-admin/post.php?post=132&action=edit
学校との面談をして、当教室で勉強している時間数を出席扱いとしていただきました。
教務担当の先生が当教室におこしになりノートなどを実際に確認していただきました。
前学年の3学期の主要教科の成績は、学校から提示された評価指標をもとに私が評価し、その評価をもとにして学校の評定(いわゆる通知表)をつけることになりました。
当教室では「識のコース」でホームスクーリングが可能です。
在籍校との連携もお手伝いいたします。
詳しくお知りになりたい方、現在進行形でお悩みの方はお問い合わせフォームからご相談ください。お電話でも可能です。