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【中学受験大手塾中位下位クラスのお子さまの成績がなかなか上がらないのはなぜ】
禅問答のようになりますが、答えは『上のクラスの子たちがいるから』です。
本気で行きたい学校がおありなら、大手塾の偏差値競争システムの枠から脱出することをお勧めいたします。
この時期はちょうど「今の塾でいいのだろうか」と焦る時期でもあります。
「なかなか成績が上がらない」
「頑張っているのに、ぱっとしない」
「復習テストでは点数が取れても、模試で点が取れない」
「宿題に追われてやる気がどんどん低下している」
などのお悩みが顕在化する時期ですね。
では、お子さまの能力は上がっていないのでしょうか?頑張ってもできない子なのでしょうか?
答えはNOです。
実際はできることが増えているにもかかわらず、自分の位置が偏差値化されると上位クラスの子たちがいる限り成績が上がったようには見えないのです。
【中学受験大手塾の実際】
中位、下位クラスにずっと在籍していると上がらない偏差値を前に不安と焦りが募ってきますね。
大手塾のカリキュラムは最上位クラスのお子さま向けに作られています。
中位、下位クラスは進度が遅いため、同じ授業時間で解説される問題数も上位クラスとは格段に違います。宿題の量も上位クラスと比べて少なめです。
「上のクラスの子たちはやっているのに」と焦って同じ量をやらせてもかえって負担やわからない問題が増えて逆効果です。
上位クラスとは演習量が違うので、模試となると余計に差がはっきり出てしまいます。
もう一度繰り返しますが本気で行きたい学校がおありなら、大手塾の偏差値競争システムの枠から脱出することをお勧めいたします。
今あなたのお子さまがお困りなら、その塾はお子さまに合っていない可能性が高いです。
次回は転塾したほうが良い場合についてお話します。
→次の記事https://aso-edulabo.com/archives/190