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前回は中学受験大手塾の中位下位クラスのお子さまの成績がなかなか上がらないのはなぜかについてお話いたしました。前回の記事は→https://aso-edulabo.com/archives/178
今回は転塾したほうが良い場合についてです。
【転塾の前にじっくり観察】
なぜ、お子さまが現在のクラスより上位のクラスに上がれないか、お父さま、お母さまはきちんと把握しておられますか?
主な原因は次の3つです。
原因① 計算が遅いか不正確
原因② 読むスピードが遅く、何が書かれてあるか理解するのに時間がかかる。
原因③ 今の学年より前の学年の単元でつまずいている。
この3つのうち、原因は何かを把握していて、学力をつけるための的確な処方箋を提示し、
なおかつ、管理監督までしてくれる塾なら転塾の必要はありません。
また佐藤ママのように、お子様と軋轢なく、お父さまお母さまがオーダーメイドのカリキュラムを遂行できる場合も転塾不要です。
また、切磋琢磨し励ましあえる良い仲間がいて、喜んで通っている場合も転塾不要です。
【転塾したほうが良い場合】
「ツルカメが苦手ですね」「詩が苦手ですね」「記述がいつも空欄です」という見たままの事実を伝えるだけの塾だったら
即転塾をお勧めいたします。
塾の実績を稼いでくれる超難関校に合格していく上位クラスのお子さん方のために、あなたの大切なお子さまがその塾に通う必要性は全くありません。
子供が気に入って通っているので転塾は考えていないが、2つ3つ、クラスを上げたいという方には
良い個別指導の塾、またはプロの家庭教師をつけることをお勧めいたします。
自分のお子さんだけに特別配慮をしていただけることは同じ授業料を払っている以上大手塾ではありえません。
転塾も複塾もせずにそのまま通っていても塾内の相対成績が上がることはないでしょう。
お子さまが頑張りだす時期はみんなも頑張りだす時期なので、がんばっても順位が上がらないことになります。
次回は良い教室・良い先生の見分け方です。
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