合格実績

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2024中学入試合格記 広尾学園中医サイ(東京)の社会についてお話します

【超高難度の社会過去問に心が躍った広尾学園中

大阪教育大の付属小学校に通う女子の社会指導を依頼されたのは10月でした。社会の勉強をほぼしてこなかったので一から指導してほしいとのこと。

医進・サイエンスコースの過去問は大学入試共通テスト並み、「これを小学生が30分で解くの?」が正直な感想でした。24年の入試は合格者平均が50点満点の31.9点。主だった中学の合格者平均は7割程度ですからかなり低いです。

学校の教科書を何回も精読すれば8割得点できるように作っているのが通常の中学入試の社会です。ましてや塾に通っていれば高校入試レベルの知識も得られます。しかしそれでは広尾学園医サイの社会には太刀打ちできません。一問一答や空欄補充式の勉強しかしてこなかったお子さまでは4割が精いっぱいでしょう。

この学校の社会で8割以上得点するためには、知識横断型思考力、表現力、データの読み取り能力と高速の文章読み取り能力、処理能力が不可欠です。新しい過去問にチャレンジするたびに自分自身が試される気がしてワクワクしました。

生徒さんは元々日能研の最上位クラス在籍者で表現力と文章の読み取り能力、処理能力は抜群によかったので、語句や人名地名年号の暗記は宿題として自宅学習で対応してもらいました。

こちらでは過去問を小問4,5題くらいのパーツに分けてノートの真ん中に貼り、このまわりに、問題に出てきた言葉や関連事項、知っておかないといけない知識、データ、その時代の覚えるべき年号をできるだけたくさん書き込みました。「メモリ―ツリー」の作成です。詳しい書き方はこちら↓をご覧ください。

「習っていない問題」「知らない問題」は必ず出題されます。いかに「知っていること」に結びつけられるかに威力を発揮するのがこのメモリ―ツリーです。

この学校ではインプットした知識をそのままアウトプットするのではなくそれを使って「加工」する力が必要です。知識横断型思考力をつけるに過去問を使ったメモリ―ツリーの作成は最適です。

地理では農産物、貿易品目、エネルギーなど各種のデータがでてくれば必ず「日本のすがた」(矢野恒太記念会編集)の最新版で最新データを確認し、ついでに周りのデータも書き込みます。データの重要度は阿蘇が判断し取捨選択します。地図の読み取りでは、以前大学入試共通テストにも出題された「この天橋立の写真はどの位置で撮影されたか」を答えさせる問題とそっくりの問題が過去問にありました。個人的にこの種の問題はパズルみたいでとても楽しいのですが、生徒さんは「そんなんわかるわけないやん」とブリブリ怒っておられました。地図上のデータ(どこに住宅地があり、川があり、荒れ地や田んぼがあり山があるのか)を読み取って答えなければいけません。マークを見て「荒れ地」と答えさせるような単純な問題ではなく、それを知っていることが前提で知識を使って問題を解くのです。もともと優秀な生徒さんなので解き方を説明するとこの手の問題は難なく解けるようになりました。

広尾学園中医サイの入試の社会で他の受験生と10点以上の差をつけられるのであれば、これはかなりのアドバンテージです。

いかがでしょうか。社会に回せる時間はそんなにはありませんから、プロの手を借りて社会の点を取りに行き、結果4教科全体の得点を底上げすることが可能です。

この指導はZOOMでも可能です。

東京に引っ越される直前にお母様とあいさつに来ていただいた彼女はとても輝いていました。きっといいお医者さんになるんだろうな。「あなたみたいな聡明で落ち着いたお医者さんに晩年は診てもらいたいわ」と心からお伝えしました。

当教室はお子さまに最も適した指導を行い最高品質の学習プロデュースを提供するをため

生徒数を10名に限定しております。

受け入れ可能人数(2024年5月22日現在)は残り3名です。小6中3の受験学年は合わせて2名の枠となります。

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