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ナラティブ自考力「ストーリー化」語れる力

EHAでは、解けなかった問題の解説を自分で考えて書く「自考ノート」を作成させます。

この時に必要なのが「ストーリー化」語れる力です。

問題集の解説を見ても式ばかりでさっぱりわからないことがあります。

式にはストーリーはありません。記号でしかないのです。

意味がわからない人が式だけで暗記しても、それをほかの問題に援用することは不可能です。数字や+-÷×の順番を変えるだけ、当てもののように解いている子供の多くは問題の意味をよく分かっていません。

数字や記号の羅列を暗記するより、ストーリーとして書き出す方が長く強く記憶に残ることは皆さんよくご存じでしょう。

ただ、その方が良いとわかっていても、日々の課題に追われ、親御さんもじっくり子どもの説明に耳を傾ける時間がないため、ご家庭で「ストーリー化」語れる力を身につけるのは非常に困難です。

与えられた条件の書き出し、どの条件を使ってどのように解いていくかの方針、何のためにその式を立てたのかの理由、何を間違ったのか、なぜ間違ったのか、どうすればよかったのか、この問題を解くポイントは何か、どの問題と解き方が似ているか、

これらを自分の語彙でストーリーにして「自考ノート」を作成することで、もやもやしていた頭の中がすっきりと片付き、論理的に整然と物事が語れるようになります。「自考ノート」は算数で作成しますが、「算数は国語力」と言われる通りまさに国語力、表現力、読解力を身につけるものでもあるのです。

→ナラティブ自考力「抽象化」イメージする力

→ナラティブ自考力「メタ認知力」