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ナラティブ自考力「メタ認知力」

「メタ認知力」とは

自分を上の方から客観的に眺めて冷静な判断や行動ができる能力のことです。文科省の小学校学習指導要項でも取り上げられ、教育界や実業界で近年注目されているWordです。

「メタ認知」が高ければ高いほど成績や思考力が高くなる調査結果も出ています。

小学校高学年の学びに関する調査2019ダイジェスト版 (benesse.jp)

実際にどんなメリットがあるでしょうか。

例えば、問題を読み飛ばしてよく間違ってしまう場合、

なぜ読み飛ばすのか、読み飛ばさないようにするにはどうしたらいいか、その方法がうまくいかなかったら次にどうするかを文章化して振り返り、試行錯誤していくうちに読み飛ばす癖は次第に収まります。

その方法が「読み飛ばさないように気を付ける」であったら、具体的にどうするのか、「ゆっくり音読する」のか、「物差しをあてて一行一行ずらして読む」のか、「数字やキーワードを囲んだりアンダーラインを引いたりする」のか、「気を付けること」をどうやったら忘れないかも考えます。

このようにして、自分を高いところから分析し文章化すると、今度はその通りにしてみようと自分をコントロールできるようになります。

「メタ認知力」身につけると「気づき」「創造力」が生まれ、

問題解決能力や目標達成能力、努力を続ける力が高まり、

気配り、協調性、柔軟性、明確なビジョンが身につき、

イノベーションを生み出す可能性も高まります

NASAで働く人に協調性のない人はいないでしょう。

行き当たりばったりで手術を進めるスーパードクターも存在しません。

パイロットには緊急時の柔軟な対応能力が求められます。

「メタ認知力」は以下のトレーニングをすることで高めることができます。

・今自分がどのような状態であるのか観察すること

・文章や図式化すること

・スケジュールを立てること

・問題を発見すること

・原因を追究すること

・改善のための方策を文章化すること

・優先順位をつけること

・目標を明確化すること

これらはすべてEHAで「自考ノート」を作成することで身に付けることができます。

EHAが第一志望校合格率96%を達成できるのは、暗記教育ではないメソッドで

「資質」を身につける指導をしてきたからです。

メタ認知は将来の夢を実現するために必須の能力です。

→ナラティブ自考力「抽象化」イメージする力

→ナラティブ自考力「ストーリー化」語れる力